ばあちゃん [感動する話]
ばあちゃん・・・。
俺がうまいって言ったら、
ずーっとそればっか作ってくれたな・・・。
子供の俺には嬉しかったよ、ばあちゃん。
死に目に会えなくてコ゛メンネ!
子供だった俺は深夜1時過ぎまで
起きてられなかったんだ。
それに「倒れた」って聞いても、
すぐに起きるもんだと思ってんだよ。
最後に俺の名前呼んでくれたそうだね。
その時のばあちゃんの気持ち考えると切なくなる。
ばあちゃんが亡くなってから10数年、
二十歳を過ぎた頃になって
父さんからばあちゃんの話を聞いた時ショックだった。
ばあちゃんはじいちゃんの後妻で、
父さんとは血が繋がってない。
つまり俺とばあちゃんは、
言ってしまえば赤の他人。
それを聞いたとき
「最後に俺の名前を呼んでくれたこと」を思い出して
ばあちゃんが死んだ時より泣いた。
血の繋がりとか戸籍上とか関係無く、
ばあちゃんは俺のばあちゃんだった。
動画版はこちら
スポンサーリンク
2014-08-02 12:25
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0