母ちゃんの弁当 [感動する話]
自分もなんか中学1年生ぐらいに反抗期があって、
ちょっとツッパってたりしたんだ。
「親の作った弁当なんかダサくて食えるか、
金よこせよ、コンビニで買うから!」
みたいな事を母ちゃんに言ったことがあってさ、
それから金貰って、昼休みに学校抜け出して
買い食いするようになったんだ。
大人になってから、オヤジから聞いたんだけど、
母ちゃんその時、やっぱ俺にはわからんように
ベソかいてオヤジにグチったらしい。
オヤジはブチギレて俺をブっとばそうと
思ったらしいんだけど、
母ちゃんは
「あの子だって年頃だし、
かっこつけたいんだからしょうがないの!」
と逆に俺をかばったらしい。
で、毎日昼飯代として千円ずつくれてた。
小遣いとは別に。
数年後、大学生になってヲタク化して、
バイト代を趣味にぶち込むようになったら俺は慢性的金欠。
オヤジからバイトやってるから
小遣いは一切やらん!って言われてて・・・
とにかく金欠すぎて激安の学食ですらメシ食えないから、
「弁当作ってくれないか」って母ちゃんに頼んだんだよね
反抗期時代の自分の発言なんてコロっと忘れて。
そしたら母ちゃんが泣きながら怒り出して、
言ったんだ
「もう、ダサくて食えないなんて、二度と言わないなら、
作ってあげるわよ・・・いくらでも・・・」
俺は自分の発言を思い出して、
愕然とした。
そんな思い出がある俺としては、
やっぱり弁当ネタは泣ける。
動画版はこちら
スポンサーリンク
2014-08-07 22:09
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0